あけましておめでとうございます。川と海のビジターセンターの平井です。
2017年は、南三陸・海のビジターセンター(以下海VC)の運営にみなさまの常なる応援をいただいていたような気がします。
おかげさまで開館1年を迎えることができ、利用者数も開館の2016年11月から12月末まで9500人を超え、年初には1万人になるのではと予想します。
来館いただいたみなさまや、企画したプログラムに参加いただいた方々からたくさんの笑顔ももらい、充実した一年目とすることができました。
この場をかりてお礼申しあげます。
さて、2018年です。年頭早々に石巻・川のビジターセンター(以上川VC)が完成し、4月にオープンの予定となっています。
この3ヶ月、まずは川VCの立ち上げ準備にウェイトをおきつつ、海VCについても、プログラム実施がピークとなるだろう夏に向けての準備をすすめていきます。
VCも完成したことも1つとして、東日本大震災からの復興のさまざまな取り組みも工事関係はおさまっていくでしょう。ここからは、復旧した施設や道路などハードをいかに有意義に利活用していくか、そこには”クリエイティビティ”が求められます。
私たちの活動領域では子どもたちと時間共有することが多いのですが、彼らがもつ感性にハッとさせられることが度々あります。
創造の源泉には、子どものような感性を持ち、また冒険心ももって取りくんでいくことが大事なのではないかなと考えるのです。
昨年、ピーターパンの物語に幾度か接することがあり、子どもの心をもったままの(大人になりきれない)ピーターパンを通して造りたてられるファンタジーワールドにワクワク感を持ちました。
ピーターパンになるというのではないですが、子どものように感性豊かにいつもワクワクできる何かオモシロいことを求めていくことはクリエイティビティにつながるのではないか、少なくとも自分のまわりのことがらにおいては、それは成立するのではないかと思うのです。
そんな日々の探求姿勢が有意義にハードを使いこなすことにつながり、結果ファンタジーのような夢ではなくファンタスティック(非常に素晴らしい・感動的な)なエリアが実現されていくのではないかと思い描きます。
ですので、平井が「何かオモロイことないか」と口グセのように言うのは、今年もずっと続きます。その背景には、こんな思いがあると暖かい目で見ていただいて、平井とも、川と海のビジターセンターとも、おつきあいいただければ幸いです。
本年もよろしくお願いいたします。
川と海のビジターセンター
センター長 平井