お知らせ

できたて「海のビジターセンター」の紹介!その12016/12/04

先月11月19日に開所式を行い、16日が経ちました。

テレビや新聞でビジターセンターをご覧になってご来館される方や、
黒い建物が気になって立ち寄られる方もいらっしゃいます。

まだビジターセンターがどんなところかわからないと言う方々がたくさんいらっしゃると思いますが、
たくさんの方に気軽に立ち寄って頂けるよう、
今後こちらのホームページでもセンターの紹介をしていこうと思います。

まず今回は、
【その1】
正面玄関を入って正面に見えるパーゴラ(絵が飾ってある棚)の絵を1枚ご紹介します!
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これはフィールドミュージアムエリア(翁倉山周辺)にいる生き物や植物を描いた絵です。
このような絵が3枚ありますが、
この絵は主に「海」の生き物や植物が描かれています。
この絵をみながら生き物や植物が何かわかるように、説明文も設置してありますので、
ぜひいらしてご覧になってみてください!

南三陸・海のビジターセンターオープンにあたって “自然史の学び舎に”2016/11/25

みなさま
Mr.peaceこと、平井です。

おかげさまで南三陸・海のビジターセンターが2016年11月19日にオープンいたしました。当日の開所式には、佐藤南三陸町長や菅原石巻市副市長、小野寺議員、高橋議員ほか多くの方にお越しいただき、また地元戸倉に伝わる行山流水戸辺鹿子躍(ししおどり)が舞い、漁協のおねえさま方からのかき汁の振る舞いがあって、おおいに盛りあがってのセレモニーとなりました。心より感謝いたします。ほんとうにありがとうございました。

開所式をはさんで、この1週間を南三陸オーシャンウィークとして、いくつかの体験イベントを実施しています。野外でのプログラムあり、ビジターセンター内でのアクティビティありと、こういったことを今後ビジターセンターではおこなっていくんだと、地元をはじめとする多くの方に知っていただこうとしての企画になっています。今週末も土曜日には(海塾)「この先、海です。」プロジェクト、日曜日には(森塾)火防線トレイルをおこないますので、よろしければ参加ください。

さてこれからの展開ですが、この南三陸・海のビジターセンター及び来年度十三浜月浜に開設予定の石巻北上の川のビジターセンターを拠点として、翁倉山を中心としたこのフィールドミュージアムエリアを「自然史の学び舎」としていきたいと思っています。
自然史とは、ざっくりと言えば自然に存在するものについて研究すること、学ぶこと。このエリアで、自然について多様的、多面的に学ぶ動きを創っていって、その動態を訴求することで地域の価値につなげていくことができればと考えています。

地域では、各種工房、グリーン・エコツーリズムやASC、FSC、おら酒、バイオマス、味わい開発などなど多様な事業が動いていますが、これらはおおよそ自然と人との豊かなつながりの表れです。全て自然からの学びが形をなし、恵みとなってきているものと言えます。潜在的に、自然から学び親しむ学び舎の風土があるのです。この風土がこれからも続き、存在することが社会に知られていくことを期待します。

自然から学び、自己研鑽し、創造していく姿勢が際立っていくことは、どこにもない地域の特徴となるでしょう。自然の中で流す学びの努力の汗そのものを地域価値にしていくことができれば、そこから生産されるもの、構築されるものが独特の確からしさを持ち、具体的な地域経済価値にもつながってくるでしょう。

このビジターセンターの建った場所には、震災前には南三陸町自然環境活用センター、通称ネイチャーセンターがありました。ネイチャーセンターは、地域外の一定分野の方々に向けて高い評価を受け認知度を持っていました。研究を軸として自然の理解を追求する存在そのものが、町の独特感を形成していました。この価値・特徴をレスペクトして活かしつつ、ネイチャーセンターの処しきれなかった、より多くの方々にも接しやすくしていく取り組みも進めていきたいと考えます。

地域では、復興にあたっての様々な取り組みがなされています。現時点では科学的なものであり無機質を感じさせる“文明”的取り組みだとも感じています。これに人々の学びの姿勢が交わり思いが募れば、有機化して“文化”となります。学びはその転換のスイッチだと捉えるのです。活動は、文化とまで昇華した時にほんとうの地域価値として現れるのではないでしょうか。

自然から学ぶ文化、自然と豊かにつながった文化を大事にしつつ、新しく創造していく。それを自然史の学び舎の活動コンセプトとして、南三陸・海のビジターセンターと石巻北上・川のビジターセンターを拠点に推進して行きたいと思います。

みなさま、なにとぞよろしくお願いいたします。

南三陸・海のビジターセンター
石巻・川のビジターセンター
センター長  平井和也