南三陸・海のビジターセンター周辺の国立公園内のみどころをご紹介します。
石灰岩の美しい岩場や「潮吹き」現象で有名な岩井崎の南側にある、おだやかな波と遠浅の砂浜が特徴の海岸です。
沿岸の浅海域は、絶滅危惧種や国指定天然記念物に指定されているコクガンの渡来地としても知られています。
JR「大谷海岸駅」の目の前に広がる遠浅の砂浜海岸で、波静かな透明度の高い青い海と、白い砂浜が美しい風景をおりなします。
隣接する「道の駅・大谷海岸」では、水揚げされたばかりの魚や地域の特産物を販売しています。
JR「陸前小泉駅」の北側に位置する海岸で、津谷川の河口から北側の海岸線に沿って遠浅の砂浜が広がります。
宮城県沿岸屈指のサーフスポットとしても人気があり、年間を通して多くのサーファーが訪れています。
南三陸町と気仙沼市の境にあり、古くから霊山として信仰を集めた山です。
山頂付近には建物跡などが見つかっており、塚を築いて経典を埋納した経塚は「田束山経塚群」として県の史跡に指定されています。
標高512mの山頂からは広く沿岸を見渡すことができ、5月下旬頃にはヤマツツジを楽しむことができます。
歌津半島の先端部にあり、「尾崎」とも呼ばれています。
尾崎神社が祀られており、天気の良い日は、志津川湾の先に牡鹿半島や金華山まで望むことができます。
歌津半島から伊里前湾に突き出した岬で、
昭和45年に化石が発見され「ウタツサウルス(歌津魚竜)」と名付けられました。
世界最古級の魚竜化石と考えられており、「歌津館崎の魚竜化石産地及び魚竜化石」として
国の天然記念物に指定されています。
志津川湾に浮かぶ島で、タブノキ島内には荒島神社が祀られています。
長さ100m程の歩道で陸地とつながっています。
荒島に隣接する袖浜では、夏に海水浴場「サンオーレ袖浜」がオープンします。
ビジターセンターの前に見える島で、「青島」とも呼ばれています。
冷涼な地方であるにもかかわらず、タブノキを中心とした暖帯性の原生林に覆われており、
「椿島暖地性植物群落」として国の天然記念物に指定されています。
人間の争いが元となって岬が神様によって二つに割られたという伝説が残っており、
現在も南三陸町と石巻市の境となっています。
クロマツ林の中を遊歩道があり、ニッコウキスゲやハマギクなど季節によって花を楽しみながら歩くことができます。
また、南三陸町営のキャンプ場は太平洋を眺めながらテント泊が楽しめる他、
レストランには地元食材にこだわったメニューが揃っています。